2007年10月14日日曜日

アート・オブ・トイピアノ

B000P7VOSKアート・オブ・トイピアノ マーガレット・レン・タンの世界
マーガレットレンタン、ジョージクラム、ジョンケージ、ジャスパージョンズ、佐藤聡明、ゲガンル、タンドゥン、ジョーンラバーバラ、ロイスVヴィアーク、ラファエルモステル、トビートワイニング エヴァンスチャン
アップリンク 2007-06-29

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UPLINK X | アート・オブ・トイピアノ/マーガレット・レン・タンの世界
ドキュメンタリー「アート・オブ・トイピアノ」を見て
The Palantir: マーガレット・レン・タン ライブ

原題は『Sorderess of the New piasn The Artistry of Margaret Leng Tan』で、トイピアノのドキュメンタリーじゃなくて、マーガレット・レン・タンという「異端」のピアニストのドキュメンタリーだった。
「プリペアド・ピアノ」を材料に「音楽の分裂」についての論文を書いた人間として面白かった。あと、ピアノの内部奏法を用いた演奏やプリペアド・ピアノ演奏の映像が多数あって面白かった。けど、演奏家神話みたいなものに沿った構成は鬱陶しかった。

まずピアノの内部奏法を拡大した「3C」の作曲家ということで、John Cage, Henry Cowell, George Crumb, をあげていて、最初は3Cの作曲家の紹介。で、何人かの作曲家を紹介した後、トイ・ピアノを用いた演奏の紹介。

トイ・ピアノの演奏部分が一番素晴らしかった。これは素晴らしいと思う。この「トイ・ピアノを用いた演奏」の重要性を浮かび上がらせるために、ピアノの演奏を拡大した「3C」(とそれに関わってきたマーガレット)のことを一時間ほど使う、というのはどうなんだろう?と思った。たしかにケージのトイピアノのための曲も重要なきっかけの一つだったんだろうし、3Cと関わってきたからこそトイピアノをいじるようになったのだろうけど、もっとこっちを前面に押し出せば良いのに。
邦題の『アート・オブ・トイピアノ』はけっこう正しいもんだと言えるらしい。

Henry Cowellの紹介

John Cageの(プリペアド・ピアノ)の紹介

マーガレット・レン・タンの半生の紹介

George Crumbの紹介

その他の作曲家(佐藤聡明、ゲ・ガンル、タン・ドゥン)の紹介

トイ・ピアノの紹介(52:00辺りから)

という進行。chapterは10個分付けられている。チェックし直すこと。


カウエルの「弟子」にはケージとガーシュインがいるらしい。
ピアノの内部奏法を用いた演奏や、プリペアド・ピアノの演奏があるから、10/25の六時間目にまとめて見せられる。
Joan La Barbaraを初めて見た。
かなり英語が鈍ってきているのでせめて英語字幕で見ようと思ったのだけど、英語字幕が無かった。

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