尾子洋一郎(おご) 2005 『テルミン―ふしぎな電子楽器の誕生 』
テルミン―ふしぎな電子楽器の誕生 (ユーラシア・ブックレット) 尾子 洋一郎 東洋書店 2005-10 by G-Tools |
200円くらいで良いじゃないかとも思うくらいあっという間に読み終えてしまった。テルミンという楽器の仕組みとか、ソ連で発明されてUSAに持ち込まれた経緯とか、簡単に分かるので、出発点として(のみ)良いかも。ウィキペディアよりは詳しいし。
『テルミン』~THEREMIN,AN ELECTRONIC ODYSSEY~:web上でテルミンを体験できるらしいけど、ピッチが甘いんじゃなかろうか。それとも、これはテルミンという楽器の難しさを正確に再現しているのだろうか。はやく『大人の楽器』が来ないものか。品切れらしい。楽天とか本屋で買っときゃ良かった。
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幾つか論文(自分の勉強用に論文読む日じゃなかったのだけど)読んでる内に朝になり、いつしか「就職氷河期」という言葉を検索し始めていた。
就職氷河期とはどうやら昭和恐慌時の就職難の次に氷河期だったらしい。
そして「就職氷河期世代」は、今後ずっと(上と下の世代と違って)辛酸をなめ続けるらしい。
暗。
ただ、僕は、去年まで一度も就職活動しようとしたことが無かった。
去年初めて就職活動して、初めて、そもそも求人が無いことを知った。
こういう状況を知らないくらい優秀なごく一部のバカは、優秀だという点で尊敬するけどバカだと思うので、そうなるよりはましかもしれない。
でもそのうちこういう考え方はただの負け犬の遠吠えにしか(自分にとっても)聞こえなくなると思うので、卑屈になる前に何か別のことはじめないといけない。
のだけど、何も思いつかない。
といったことを考えたりもするので、僕の「実存」(最近久しぶりに人がこの言葉を話すのを聞いた)はそれなりに変化していると思うのだけど、どのように変化しているかにはあまり興味が無いし、それが「成長」かどうかにもあまり興味が無い。
という点に、僕の視野の狭さが現れているのかもしれない。
あまり「広い視野」を育てようとしてこなかったことを自分の欠点として意識したことは「成長」かもしれない。
もう寝よ。
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とりあえず、しばらくは友部正人聴いてれば良いかもしれない。
と思ったけどそんなわけないか。
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