2007年7月25日水曜日

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B000EQIT9Yリッスン
エサ=ペッカ・サロネン; カイヤ・サーリアホ; ジェルジー・クルターク; ジョニー・グリフィン; ジョン・ケージ; ヤニス・クセナキス; ルチアーノ・ベリオ; ミシェル・ファノ; ジョルジュ・アペルギス; ペドロ・バカン ミロスラブ・セベスティク
アップリンク 2006-04-28


フランス語で『ベトナムから遠く離れて』という映画で音楽を担当したミシェル・ファノという人の原案が元らしい。知らない人ばっか出てくるので、このDVDを文脈におさめるのは難しい。日本語字幕あるけど。(ないと分からんけど、あってもかなり情報が省略されてることは分かる。)
かなり「音楽学的」なので「高踏的」で少しきついなあ、くらいのことしか伝わってこないので、これは授業では使わんなあ。


聴くことの神秘的な諸相を強調せずに、聴覚について面白く話すにはどうしら良いんだろう?
神秘的な諸相を強調すると、そこに潜む様々なイデオロギーがあたかも「自然」であるかのように「押し寄せてくる」けど、これが鬱陶しい。
聴くことの神秘的な諸相を強調し、例えばジョン・ケージの聴覚に対する捉え方を秘境的に礼賛し始めたら、それらが理解されないことに憤るルサンチマンを生活の基盤に置くまで、あと一歩になってしまう気がする。

「音(という自然)」とか「聴覚(という身体性)」について語っているようだけど、それらの言説のほとんど全ては「(西洋的な)音楽観の吐露」に過ぎないと思う。しかも、かなり偏った音楽観の吐露に過ぎないと思う。
こういう「隠れた"ニュートラル"な音楽観」というものを摘発していく作業が必要だと思う。

クラリネット奏者のLouis Sclavisという人の演奏はかっこよかった。10秒ほどだけど。
ジョン・ケージの英語は分かりやすいけど、これは僕が慣れてるからだと思う。


あと、再提出やペナルティ提出以外は、立命館の分を採点するところまで来た。
400字詰め原稿用紙に換算して1300枚以上読んで採点しないといけないので、採点基準はかなり絞り込んで機械的に採点できる程度にまでは決めたけど、丸二日以上は潰すつもりで採点しないといけない。想像するだけできついけど、8月中に片付けること。
立命館は、とんでもないクレーマー君もいたけど(中間レポートでルサンチマンのようなものをむき出しにして罵倒してきたクレーマー君の最終レポートは面白くなかったけど)、好きなことできたし、なかなか反応も良かったし、面白かった。こういうネタを、他に授業二つ分くらいは欲しいもんだ。


音楽配信メモ A Nation of Thieves? - 盗人国民?


色々動く必要があったので、自転車借りて、ものすごく久しぶりに自転車に乗った。追記してから気付いたけど、これ7/23の話だ。









豆。
追記してから気付いたけど、これ7/23の話だ。









ミキサーが来た。
これは7/24の話。

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