2007年7月27日金曜日

FAST and SLOW Giappone-XLVIIII Biennale di Venezia 2001

第49回ヴェニス・ヴィエンナーレ(2001)の記録。
水戸芸術館の逢坂恵理子という人がコミッショナーで、藤本由紀夫、畠山直哉、中村政人の3人の作家のグループ展にした時の記録。24分弱。

藤本由紀夫《Sugar I》(1995)は、これだけが、藤本由紀夫のDVDに収録されていた。回し始めて6年たった状態として。あのDVDの補足としてしか使える気がしない。会場にはずっとキーボードの音が流れていたらしい。《Room (Venice)》(2001)というキャプションがついてた。
16:20以降。キーボードのドローンで「都市の状態」を表す、というロジックに「付き合ってあげる必要性」とは何だ?

こういう言説(含'展覧会')が、ほんとーに、心の底から、馴染めなくて仕方ない。どうしよう。
ほんとにどうしよう。

観光気分で行くと本当に面白いことは知ってる(Dokumentaが面白いことを知ってるので)。僕は、自分がこの手の「アート」を好きなことも知ってる。
僕は、自分がこの手の文章を読める(可能)ことを知ってる。がんばったら(たぶん、まだ)書けることを知ってる(たぶん)。
こういう言説(含'展覧会')が「有効」な場所が、現実に存在していることも知ってる。「アート」にお金を出すのは、せいぜいそういう場所でしかないことも想像がつく。

でも僕は自分がそこに属していると思うことができないし、そこに属したいと思っているとはとても思えない。「どこに行けば面白いか?」ということを考え続けること。

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