2007年5月2日水曜日

葉口英子・河田学・ウスビ・サコ(編) 2007 『知のリテラシー』 京都:ナカニシヤ出版。

知のリテラシー文化
「リテラシーを持つこと、当たり前と思っていることは当たり前ではないことを知ること」が面白いことを、伝えるところからはじめないといけないことをわが身を振り返って思ったのであった。論文集じゃない教科書は必要だし、これなら学生も読めると思う。
音楽の話でもマンガの話が多かった。「個人の趣味」や「アイデンティティ」の成立を象徴的闘争という考え方で説明してサウンドスケープという発想まで教えるというのは分かりやすい話だと思う。
ただ、歴史も伝統も作られるものだけど、全体を通じてどっちの話もない。僕は権威主義者なのだろうか。
普通にお勉強として読んでしまった章もいくつか。大丈夫か、僕は。

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