2007年3月24日土曜日

マザーシップ・コネクション:ラスト・エンジェル・オブ・ヒストリー

マザーシップ・コネクション:ラスト・エンジェル・オブ・ヒストリー
『Mothership Connection』という1974?5?6?年のアルバムがあるらしい。

かなり恣意的に解釈してみたところ、帰属感が得られない「今・ここの世界」から「別の世界」に「帰りたい」と思っても、帰るべき場所が思いつかない(様々な国の血が混じってしまっているし)ので、「宇宙」に帰ろう(≒宇宙に向かおう)とするのがアフロフューチャリズムらしい。ほんとか??

Afrofuturismの開拓者は、
Funk: George Clinton
Reggae: Lee "Scratch" Perry
Jazz: Sun Ra
らしい。

Bernard Harrisという宇宙飛行士の言葉(11:22-)があって、「宇宙と未来」に関するヴィジョン、宇宙、未来、SFに関するビジョン、Black science fictionとAfrofuturismの関連等々の言葉が語られていた。
Juan AtkinsとDerrick May (Detroit Techno: 15:05-)のインタビューとか面白かった。

面白かったから見入ってしまった。
もうちょっと勉強してから見直そう。
自分の専門領域を忘れていきそうだ。

imaginary musicは未来を想像する音楽らしい(17:35)。
黒人とSFの間には何か通じているものがあるに違いないらしい(22:22)。
テクノの基本要素はman and machineらしい。
ロバート・ジョンソンはブルースを手に入れるために悪魔に魂を売ったらしい。
サミュエル・R・ディレイニーは黒人でゲイのSF作家。こういう時はWikipediaは便利だけど、妻がいるらしい。
テクノは、imaginary audio ecologyを創出し得る音楽であるがゆえに(34:45あたり)、平凡なオーディオ・ヴィジュアル・プログラムに対抗するらしい。
サンプリング・テクノロジーは、黒人音楽の全歴史を記憶し、いつでも好きなように活用することを可能にしたテクノロジーらしい(35:10あたり)。
「データ泥棒」というアナロジーはなぜ使われたのだろうか?「黒人(アフリカ系アメリカ人)」が夢見て捜し求め続ける「黒人」は、データに過ぎない、ということか?

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