2007年8月8日水曜日

リゲティ - 自動演奏楽器のための作品集

B0000029P2Ligeti: Mechanical Music
Gyorgy Ligeti Pierre Charial Ju"rgen Hocker Franc,oise Terrioux
Sony 1997-05-20

by G-Tools

Gyorgy Ligeti Edition 5ってやつ。もう10年前。
ポエム・サンフォニック以外は、人間が演奏するものとして作曲されたものを、バレル・オルガンと自動ピアノのために編曲したものらしい。
ポエム・サンフォニックはリゲティが「フルクサスの一員」だった時代の代物らしい。なるほど。

バレル・オルガンというのは、知らなかったけど、つまりはオルガンのオルゴール(オルゴールのオルガン)らしく、そもそも「オルゴール」という言葉は日本語で、もともと「オルガン」の意味の「オルゲル Orgel」というオランダ語がなまって「オルゴル」「オルゴール」と変化していったらしい。
オルゴールの小さな博物館 解説 -自動オルガン-

博士論文書きながら、もうあヴぁんがるどな音楽はいいや、僕はこの「専門領域」を深く深く掘り下げるタイプの研究者にはならないだろうから、次は何か別のことを研究しよう、と思ってたのだけど、これ、面白い。
人間が演奏したものを自動演奏楽器のために編曲するって馬鹿馬鹿しいアイデアだなあ(1.人間が演奏したほうが面白いに決まってるだろうし 2.自動演奏機械じゃなくてパソコンにさせたほうが「機械的」だろうに)、と思ったけど、面白い。さすが、作曲家リゲティ。

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