2007年6月11日月曜日

脱走

17日が終了するまで体力の続く限りデスクトップに向かい続けなければいけないので夜中も活動していると、なにかごそごそ音がしているので、HDDがおかしくなったかな、と思ったら、左上、右上、左下の写真のようなことになっていた。ほっぺたがティッシュでいっぱいになってたけど吐き出させ方が分からんからそのまま戻した。
右下の写真のように、出てきたらしい。カゴから1mほど下のところに落ちたみたいだけど、ほっといたらカゴに戻っている、ということはありえないので、今後どうしたらいいものか。カゴ、買い直すか、蓋をなんとかするか。


とかしながら、僕は数年ぶりにベンヤミンを復習していて、数年ぶりに読むと色々分かり易くなっているのだけど、ベンヤミンは、記憶していた以上にマルクス主義者的だった。
そんで、解説の文章とか読んで思うのだけど、この手の「難しい文章」にいかほどの意味があるのだろう、と思ってしまうのは、非常勤してることの「弊害」なのかもしれない。でも、どうしても単純化しては語れない、難しく語らないと語れないことは絶対にあるけれど、簡単に語れば良いものを難しくしか語れていない「衒学」的な文章というものも、絶対にたくさんある。
自分が触れる(読む/書く)文章がどちらか、ということを判断する基準を獲得しなければならない。とりあえず、数年前に比べると、自分が書く一文は短くなったはず(昔は長かった)。

たぶん「自分が想定する読者層」をどこに設定するか、とかの問題になる気がする。「学的基準」とか「科学的基準」とか「人文科学的基準」とかいう言葉で枠組みを決定できるほど「学問」が固定されているとは思えないのだけど、どんなもんかな。自分をどういう世界の住人として設定するか、とかの問題なのかもしれんとも思うけど、まだ断言できん。
たぶん「純粋に研究に没頭する人文科学の世界」からは離れていきたいと思ってる気がするけど、でもよう分からん。アカデミズムの世界から出て行った場所に何かの”救い”があるとも思えないし、そんなごたく以前に、ちゃんと研究「できる」人になりたい。

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